こんばんは。

5月も後半に差し掛かり、もう来月が終わると今年も半年が過ぎて

しまいますね。

数日前にはもう沖縄の方では梅雨入りするかもと聞きました。

また暑くジメジメした時期がやってきます。

いつから日本は亜熱帯気候のようになったんでしょうね?

今年は雨でもロードバイクのトレーニングができるよう

ローラー購入を考えているところです。

お詳しい方、是非アドバイスください。

では本題です。

本日は久しぶりにコニャックのご紹介です。

弊店で取り扱いのあるコニャックの殆どが、長期熟成に向くと

言われているグランド・シャンパーニュ地域のコニャックです。

この「ギイ・ピナール」家は17世紀初めから、コニャック地方の

ファン・ボア地区でコニャックを造り続け、1969年にいち早く

オーガニック農法に転換、1979年の蒸留から無農薬で大切に育てられる

ブドウを使い生産されています。

通常は様々な原酒をブレンドして造られますが、こちらのボトルは

珍しくシングルカスクで瓶詰めされており、グランド・シャンパーニュだけが

良い土地ではないという事が感じられると思います。

ギイ・ピナール 1988 XO

コニャックでは中々感じることの少ない、茶葉などの熟成した香り。

味わいはフローラルで軽やかなコニャックが造られる、ファン・ボア地区の

概念を壊すパワフルさがあり、早熟であるファン・ボア地区の熟成規定を超える

28年熟成であってもストレスのない樽の風味がある。

厚みのあるブドウ感がしっかりと感じられ、最後はグァバ、スターフルーツ等の

南国系フルーツの香りが漂う。

非常に珍しいファン・ボア地区のコニャックです。是非無くなる前に

一度お試しくださいね。

では、今宵も桜新町でゆるりとお待ちしております。

BAR RAPPORT(バー・ラポート)軍司