こんばんは。

やっと日中暖かくなったと思うと、朝晩にはまた冬の寒さに逆戻り。

花粉は増えても、春の陽気にはもう少しかかりそうですね。

本日ご紹介するシングルモルトスコッチウイスキーは

マル島はトバモリーの町にある蒸留所です。

穏やかな港町にビールの醸造所として建てられ、その後蒸留所として

スタート。

何度も生産休止に追い込まれますが、買収を期に立て直し現在に至るようです。

ノン・ピーテッドのトバモリーとピーテッドのレダイグの二つを同じ場所で

生産している、面白い蒸留所です。

今回はスコットランドのボトラーズ、「ケイデンヘッド」が瓶詰めしたもので

ミドルレンジの熟成年数が期待値を上げてくれますね。

ケイデンヘッド レダイグ1997 19年

香りはいぶりがっこや牡蠣のスモーク、芝土や麻縄、コーンフレーク。

奥から蜂蜜やミネラル感。

口に含むと、ブリニーなビスケット、徐々にプラムの甘みと柑橘の酸味と

オイリーなボディ。

フィニッシュは奥深いスモークと柑橘の皮。ワクシー、針葉樹の香り。

バイヤーのテイスティングコメントからも、かなりインパクトのありそうな

香りと味わいが想像できますね。

久しぶりのレダイグを堪能してくださいね。

では、今宵も桜新町でゆるりとお待ちしております。

BAR RAPPORT(バー・ラポート)軍司