こんばんは。
本日ご紹介するのはドイツのクラフトジンです。
ドイツのモーゼル地方、ザール地区にある村ヴィンヘリンゲンにある
アバディス蒸留所はフルーツブランデーやリキュール、ワイン樽熟成のウイスキー
なども生産しているようですが、現在はこちらのジンが主力になっているそうです。
ベーススピリッツは地元の小麦50%、ライ麦25%、パン小麦の原種に当たる
スペルト小麦25%を自家蒸留しています。
手摘みされた約32種類のボタニカルで香りつけされ、その約7割が自家農園で
栽培されており、クインス(西洋かりん)やヴィンヤードピーチ(ワイン畑の桃)
やラベンダーなどが使われているようです。
そして蒸留後にはツィリケン・エステートのリースリングから造られる
ドイツワイン最高格付けであるシュペトレーゼを添加しているところも
他のジンには見られない特徴と言えます。
『フェルディナンズ ザールジン』
一般的なドライジンとは異なり、フルーティでフローラルな香りが特徴の
ようで添加された白ワインの香りも感じられるとのこと。
味わいも上品で複雑な広がり、他のジンにはない甘さが広がり
余韻はすっきりと引いていくようです。
やはりそのまま楽しむか、シンプルに同量のソーダ割りとかが良い
かもしれませんね。
是非、一度お試しくださいね。
では、今宵も桜新町でゆるりとお待ちしております。
BAR RAPPORT(バー・ラポート)軍司